秋に美味しいウニは何故か春の季語、という話

ウニというのも大概不思議な生き物だ。 まず、ウニは生物としては棘皮動物門という大分類に属する。 生物の分類というのは大きい方から界・門・綱(こう)・目(モク)・科・属・種という順番にレベル分けしてくくっていくのが基本となっている。ヒト科、とかネコ科なんてのはよく耳にすると思うけど、あの科はこの分類レベルの一つ。 この他にも亜目とか上科とかがくっついてくる場合がある。亜種とかよく聞く単語です…

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疲れた時にはスパイスの効能を頼る

最近、やたらと本業が忙しい。 や、ほとんど収入になっていないわけでこのブログを含め物書き業が副業なのかと言われるとむずかしいところであるのだが、まあ「ものぐさ物書き」を謳っている以上はそういうことにしておかないと格好がつかない。 そういうわけで本日も渋谷編である。 高田馬場のあれやこれを期待している人には申し訳ないと思う。 が、改めない。行ったところを正直に書くのが一番だと信じている…

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和牛と国産牛ともと村とそのフォロワーの話

国産牛と和牛、よく似たニュアンスだけどこれらは全くの別物だ。 そもそも対立概念というか、同一レイヤーの用語ですらない。 簡単にいうと和牛は品種の話で、国産牛は直近の育成場所の話となる。 和牛とは主に黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種の4品種、およびその交雑種を指す。 明治以降に外国から輸入した食肉用牛と日本の在来種を掛け合わせて成立してきた食肉用品種たちだ。 例えばブラン…

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チーズの分類とその由来についてのあれこれ

チーズの発祥はずっと中東だと思っていた。 羊の胃袋で作った水筒に山羊の乳を入れて旅をしていたら、いつのまにやらできていた、という説である。 チーズを作るためにミルクを固めることを凝乳というのだが、この凝乳を起こすためにレンネットと呼ばれる酵素を主体とした液体をミルクに加える。 このレンネット、羊をはじめとする偶蹄哺乳類の胃、それも幼い動物の胃からとれるのだ。 だからそうした動物の胃袋を洗浄や加…

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江戸患いと穀物のあれこれ

『そば処 竹の家』で天せいろをいただきながら、以前にそばのエントリを書いた時に、“次の機会があったら書くよ”的なことを言っていたことを思い出した。 まあ某医療従事者が江戸時代にタイムスリップしてしまった漫画、ドラマを見ていた人には良く知られている話だ。 最盛期の江戸の人口は推定150万人ほど。 これは定住者と一時滞在者を合わせた数字らしいが、今と変わらず食料は外部から持ち込まれていたも…

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